
▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
払い戻しの条件と期限
仕事で新幹線を多く利用される方の場合、回数券を何セットか購入しているかもしれません。しかし、期限内に使用しきれないとなった場合、任意の払い戻しが可能です。任意の払い戻しは、表紙券があり、すべての回数券が未使用であることが条件となります。
また、払い戻しができる期限もあり、回数券の有効期間内に限られます。発売日より3ヶ月が回数券の有効期限であるため、払い戻しを検討する場合は、チケット発売日の確認が必要です。
新幹線回数券および東京新幹線自由席回数券は、表紙券の付いた6枚綴りのチケットになっています。払い戻し条件から、1枚でも使用していた場合には、払い戻し対象となりません。そのため、6枚中何枚か使いきれなかったからといっても、残ったチケットについては払い戻し対象にはならないため、注意しましょう。
払い戻し時の手数料について
未使用の新幹線回数券および、東京新幹線自由席回数券の払い戻しには手数料が必要です。払い戻し金額は、購入した回数券の発売額から払い戻し手数料の220円が差し引かれた残額となります。
例えば、東京駅と静岡駅での回数券の場合、発売額は3万2940円です。払い戻し額は220円が差し引かれた3万2720円となります。また、東京新幹線自由席回数券も同様で、沼津〜東京都区内のチケットの場合、発売額は2万2380円であるため、払い戻し手数料220円が差し引かれた2万2160円が払い戻し金額となります。