2025年3月31日で東京新幹線自由席回数券が利用終了!使いきれなかった場合「払い戻し」ってできるの?
JR東海が販売していた、新幹線回数券および東京新幹線自由席回数券は、2025年3月31日で利用が終了します。これに先立ち、2024年12月22日に販売は終了となりました。回数券を購入したのはよいものの、仕事や予定がキャンセルになってしまい、どうすべきかが分からない方もいるかもしれません。   本記事では、使わなくなった新幹線の回数券の払い戻しについて解説いたします。

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払い戻しの条件と期限

仕事で新幹線を多く利用される方の場合、回数券を何セットか購入しているかもしれません。しかし、期限内に使用しきれないとなった場合、任意の払い戻しが可能です。任意の払い戻しは、表紙券があり、すべての回数券が未使用であることが条件となります。
 
また、払い戻しができる期限もあり、回数券の有効期間内に限られます。発売日より3ヶ月が回数券の有効期限であるため、払い戻しを検討する場合は、チケット発売日の確認が必要です。
 
新幹線回数券および東京新幹線自由席回数券は、表紙券の付いた6枚綴りのチケットになっています。払い戻し条件から、1枚でも使用していた場合には、払い戻し対象となりません。そのため、6枚中何枚か使いきれなかったからといっても、残ったチケットについては払い戻し対象にはならないため、注意しましょう。
 

払い戻し時の手数料について

未使用の新幹線回数券および、東京新幹線自由席回数券の払い戻しには手数料が必要です。払い戻し金額は、購入した回数券の発売額から払い戻し手数料の220円が差し引かれた残額となります。
 
例えば、東京駅と静岡駅での回数券の場合、発売額は3万2940円です。払い戻し額は220円が差し引かれた3万2720円となります。また、東京新幹線自由席回数券も同様で、沼津〜東京都区内のチケットの場合、発売額は2万2380円であるため、払い戻し手数料220円が差し引かれた2万2160円が払い戻し金額となります。
 

回数券の使用条件について