交通違反の反則金、払わないと大変なことに…!警視庁のSNS投稿から読み解く
2024年12月11日、警視庁交通総務課の公式SNSアカウントから、交通違反に伴う反則金を納付せず、長期にわたり出頭しない違反者等295名を逮捕したとの投稿があり、警視庁が本気になったと話題となりました。   本記事では、この投稿から交通違反金を放っておくことの危険性、リスクについて解説します。

▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説

6月に続き捜査を重点強化した警視庁

警視庁交通総務課は、2024年10月31日のSNS投稿にて、交通違反に伴う反則金を納付せず、長期にわたり出頭しない違反者等に対する追跡捜査の強化を11月に行うと投稿しました。この捜査の重点強化により295名が逮捕されています。警視庁は6月にも追跡捜査を行っており、その際にも292名が逮捕されました。
 

追跡捜査を重点強化した背景

追跡強化を宣言する投稿を行った5月31日の投稿と10月31日の投稿において、警視庁交通総務課のアカウントは「逃げ得を許さない」というスローガンを示しています。また、2回の追跡捜査の結果を報告する投稿においても「逃げ得は許さない!」といった画像が添付されており、「逃げ得」のフレーズを強調しています。
 
追跡捜査を重点強化した背景には、次のような内容のネット上での噂やSNS投稿が影響している可能性があります。

●青切符を切られても無視しておいて大丈夫
●無視しておけば最終的に不起訴で終わる

このような投稿を鵜呑みにしたドライバーが、反則金を納付せずに無視して放置するようになったと考えられるでしょう。
 

そもそも交通違反はマナーやルール違反とは違う法律違反行為

●ちょっとスマホで話をしていただけ
●上限40キロメートルの道路を50キロメートルで走っていただけ
●缶ビール1本飲んで運転しただけ