電気代は「夜間」と「昼間」で違うといいますが、どれくらい違うのでしょうか?  エアコンを昼間つけた時と夜間つけた時の料金差を知りたいです。
多くの電力会社では、昼間と夜間の料金に差を設けたプランを提供しています。そのようなプランを選択した場合、昼間と夜間でどのくらい料金の差があるのか気になるものです。   本記事では、昼間と夜間で電気料金がどのくらい変わるのか、エアコンを使用する場合の具体的な料金差を解説するとともに、エアコン代を節約するためのポイントを紹介します。

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時間帯によって電気料金が変動するプランがある

時間帯によって電気料金が異なるプランが存在します。そのようなプランを利用すれば、夜間の電気料金が安くなる傾向が多く、家庭での電力消費を効率的に管理することが可能です。
 
一方、近年では昼間のほうが安くなるプランも登場しています。時間帯で電気料金が変動するプランをライフスタイルに合わせて選ぶことで、電気代を大幅に節約できる可能性があります。
 

安くなる時間帯以外は割高になる点に注意

電気料金が時間帯によって安くなるプランは、安い時間帯以外は割高になる場合がほとんどです。
 
そのため、ライフスタイルに合わないプランを選択してしまうと電気代が高くなってしまうこともあります。プランを変更する際には、ただ単に「安くなる時間帯」を見て決めるのではなく、自分や家族の生活スタイルをしっかりと把握することが大切です。
 

昼間と夜間でエアコンの電気料金がどのくらい変わるか

昼間と夜間の電気料金が異なる場合、エアコンの電気料金にも大きな差が生じます。今回は、昼間よりも夜間のほうが電気料金が安くなるプランに加入している場合の、エアコンの電気料金を計算してみましょう。計算するための条件は以下の通りです。


・昼間の電気料金:42~49円/kWh
・夜間の電気料金:31~34円/kWh
・エアコンの消費電力:0.7kW(700W)
・稼働時間:8時間/日
・使用期間:1ヶ月(30日)