
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
民間企業の平均年収と年収割合
国税庁長官官房企画課の「令和5年分民間給与実態統計調査」を参考に、民間の事業所に勤める人の平均年収を雇用形態別に表1にまとめました。
表1
男女計 | |
---|---|
全雇用形態 | 459万5000円 |
正社員のみ | 530万3000円 |
正社員以外 | 201万9000円 |
出典:国税庁長官官房企画課「令和5年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成
同調査では、年収階級別の構成割合も発表されています。民間の事業所に勤める人の平均年収は400万円超500万円以下の階級に該当しますが、その割合は15.4%です。最も多くの割合を占めているのは、300万円超400万円以下の16.3%であり、400万円超500万円以下はそれに次ぐ割合を占めています。
なお、年収250万円の構成割合は14.0%で、は3番目に多い割合を占めています。このことから、年収250万円は多数派に属するといえるでしょう。なお、年収が400万円以下の割合は50.7%と、半数以上が平均年収を下回っていることが分かります。
年収を上げるには
年収に不満がある場合、何らかの方法で年収を上げたいと考える方が多いはずです。年収を上げる方法はさまざまなため、自身に合った方法を選びましょう。以下に、年収を上げる方法の一例をまとめました。
・昇給を目指す
・残業代を稼ぐ
・年収が高い部門や部署に異動する
・資格を取得して資格手当をもらう
・同じ業界で年収が高い企業へ転職する
・年収相場が高い別業界へ転職する