「国内通話かけ放題プラン」に加入しているのに、通話料「165円」が発生していた! ナビダイヤルが理由らしいけど、どういうこと?「無料通話」を適用する方法はないの?
近年、多くの携帯電話事業者が「国内通話かけ放題」がついているプランやオプションを提供しており、実際に加入している人もいるでしょう。しかし、国内通話かけ放題サービスに加入していても、通話料を請求されたという声が聞かれます。   一体どういうことなのでしょうか。本記事では、国内通話かけ放題サービスの対象外となる通話と、課金されないための方法を解説します。

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ナビダイヤルはかけ放題の対象外

携帯電話事業者各社は、さまざまな形の国内通話かけ放題サービスを展開しています。例えば、1回の通話のうち5分以内の部分はかけ放題、国内通話なら無制限でかけ放題、特定のアプリを使った通話はかけ放題、などといった具合です。
 
これらは、料金プランに標準搭載されているものもあれば、別途オプションとして申し込む必要があるものもあります。いずれにせよ、音声通話を頻繁に使う人にとってはありがたいサービスです。
 
ただし、これらのサービスに加入していても、「ナビダイヤル」に発信する場合はかけ放題サービスの対象外となります。ナビダイヤルは「0570+6桁」の数字で構成される電話番号です。
 
1つの電話番号で、全国複数の拠点やオフィスでの受付ができるといった機能があるため、郵便局や年金事務所、一部の民間企業などで導入されています。
 
ナビダイヤルに携帯電話からかけたときに発生する料金は20秒あたり11円、つまり1分あたり33円です。一般的な携帯電話の通話料金(30秒あたり22円、1分あたり44円)と比べると安いですが、かけ放題オプションの対象外であるため、別途料金が発生します。
 
かけ放題オプションに加入していない人は通話料の負担が抑えられますが、かけ放題プランに加入している人にとっては予想外の出費となってしまうのです。
 

ナビダイヤルを回避する方法はある?