お風呂は毎日「湯船」に浸かりたいのですが、贅沢でしょうか?毎日お湯を張るとそんなに「水道光熱費」がかさむものなのですか?
お風呂の過ごし方は人それぞれだと思いますが、特に意見が割れがちなのが「湯船に絶対浸かる」派と「シャワーだけで済ませる」派ではないでしょうか。   シャワーで済ませる人の意見としては、水道光熱費を節約したいからという理由の人もいると思いますが、実際のところどの程度節約できるのか、具体的な数字を知っている人は多くないのではないでしょうか。   当記事では、1日1回湯船にお湯を張った場合とシャワーのみで水道光熱費にどの程度の差が出るのか、さらにより節約するために気を付けたいポイントを解説します。

▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較

湯船に浸かりたい場合は? 200リットルの浴槽に湯張りすると1回あたり「約118円」かかる可能性がある

東京ガス株式会社のデータによると、40度に設定したお湯を200リットルためると、1回あたり117.9円のコストがかかるとされています。
 
ただし、ガス代に関してはお湯を沸かす前の水温が低く設定温度も高くなる冬場は、設定温度に到達するまで沸かす時間やエネルギーが多くかかります。そのため、季節によって金額差が生じる点には注意しましょう。
 

シャワーの場合は1人5分間の使用で「約30円」の出費になる可能性がある

シャワーから水を1分間出し続けた場合、約10リットルの水が使われるようです。1人で5分間使用すると仮定すると、お湯の総量は約50リットルになるため、200リットルの浴槽に浸かった場合と比較するとおよそ4分の1程度で済むことになります。
 
50リットルのお湯を使うと約30円程度のコストがかかる可能性があり、1日で3人以下が5分間のシャワーのみを使うケースでは、1日に1回分のお湯を浴槽に張るよりもコストが低いという結果になりました。
 

「入浴とシャワー5分間ずつ」VS「シャワー10分間」はどちらが節約できる?