
▼「公務員は安定している」って本当? 定年退職の割合や退職金の平均額を教えて!
即応予備自衛官とは
「即応予備自衛官」は招集を受けて現職自衛官と同様の任務に就く自衛隊員のことを指すようです。東日本大震災を始めこれまでに8回招集されており、能登半島地震でも災害救助活動にあたりました。
普段は民間企業などで働きながら、有事の際に迅速に部隊へ合流し、即戦力として活動する人たちです。そのため、高い練度と即応性が必要であり、知識や技能を確保するために年間30日間の訓練を受ける必要があるとされています。
即応予備自衛官になるには
陸上自衛隊によると、即応予備自衛官は「自衛官として、1年以上勤務し、退職後1年未満の元陸上自衛官又は陸上自衛隊の予備自衛官として採用されている者」が対象者となるようです。また、階級ごとに年齢制限(1曹~2尉は52歳未満、1士~士長は50歳未満など)が設けられています。
しかし、自衛隊での勤務経験がない人でも、段階を踏むことで即応予備自衛官になることが可能とされているようです。
まず、試験を受けて「予備自衛官補」になり、次に予備自衛官補として教育訓練を修了し、「予備自衛官」に任用されます。予備自衛官として、さらに所定の教育訓練を受ければ、「即応予備自衛官」になることができるとされています。
即応予備自衛官の訓練
即応予備自衛官は、年間30日間の訓練に参加する必要があります。訓練内容は、部隊の任務遂行に必要な知識や技能の維持・向上を目的としたものです。
各個訓練(16日間)