
▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
新幹線の切符が2枚ある理由
一般的な在来線の電車に乗る際は、1枚の切符のみで済みます。しかし、新幹線を利用する場合には、大きく分けて「乗車券」と「特急券」の2種類の切符が必要です。ここでは、乗車券と特急券の違いやそれぞれの役割について解説します。
乗車券
乗車券は、目的地までの移動に必要な基本的な切符です。通常の在来線の普通列車や快速列車と同じように、移動する区間に応じて料金が決まるとされています。新幹線に乗る際にも乗車券は必要ですが、乗車券だけでは乗車できません。
特急券
特急券は、新幹線や特急列車のような速くて快適な列車に乗るために必要な切符です。区間で運賃が決められている乗車券と異なり、列車の種類や座席の種類によって料金が異なるようです。
多くの場合、特急券には「自由席特急券」と「指定席特急券」の2種類があります。
自由席特急券とは、自由席のみを利用できる特急券です。指定席特急券よりも比較的安い価格で購入できるのがメリットとされていますが、移動中に座れない恐れもあります。
一方で、指定席特急券とは、事前に座席が確約される切符のことです。必ず座席に座れるため、長距離移動や荷物が多い場合に購入するのもよいでしょう。特に、お盆期間や年末年始などの繁忙期は、事前予約を検討しましょう。