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クレジットカードの手数料、消費者が支払う場合
消費者側がクレジットカードの手数料を支払うケースは以下の通りです。
●リボ払いや分割払い
●キャッシングやカードローンを利用した場合
●海外でクレジットカードを利用した場合
手数料の金額や設定は、カード会社や種類によって異なります。例えば、分割払いでも2回までは無料など、手数料が発生するケースとしないケースも考えられるでしょう。
分割払いやリボ払いの手数料は12~15%程度だといわれています。また、クレジットカードの支払いが遅延した場合も、遅延損害金という手数料が発生する場合があります。
分割払いや海外でクレジットカードを使わない方は、手数料が発生するケースは少ないかもしれません。
通常の買い物でクレジットカードの手数料は請求される?
一般的に、通常の買い物でクレジットカードの手数料が請求されることはありません。というのも、多くのカード会社がカード利用者に追加料金を請求する行為などを制限しているためです。
独立行政法人国民生活センターによると、店舗側が消費者にクレジットカードの手数料を負担させることは、加盟店規約違反になる可能性があるようです。例えば、株式会社ジェーシービー(JCB)では、加盟店との契約で手数料の上乗せ行為を禁止しています。具体的な処罰に関しては明記されていませんが、違反が確認された場合は指導も行われているようです。
手数料を消費者に支払わせていることが発覚した場合、店舗側は加盟店から除外されるケースもあるでしょう。とはいえ、あくまでもクレジットカード会社の規約として設けられているルールであり、法律上は違法ではありません。