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テレホンカードは1990年代までは広く普及していた
テレホンカードは、公衆電話で通話する際に利用できるプリペイド式のカードです。かつては、小銭を使うよりも手軽で便利だったため、多くの人に利用されていました。
1990年代までは広く普及していましたが、携帯電話の普及が進むにつれて、公衆電話の利用者が減少したといわれています。それに伴い、テレホンカードの需要も次第に落ち込んでいったのです。
テレホンカードの現在の活用方法
今ではほとんどの人が携帯電話を持つようになり、テレホンカードを使う機会は大幅に減少したようです。それでも、完全に使い道がなくなったわけではありません。
今でも活用できる方法の一つが、NTTの固定電話料金の支払いに充てることです。NTT西日本のホームページによると、未使用の額面500円または1000円のテレホンカードであれば、NTT東日本・NTT西日本での電話料金支払いに利用できるとされています。
額面3000円や5000円のテレホンカードは、そのままでは電話料金の支払いに充てることができません。
しかし、テレホンカード交換センターを利用すれば、未使用の500円や1000円のカードに交換することができるようです。交換後は、これらのカードをNTTの通話料金支払いに活用できます。ただし、1枚につき55円(税込)の手数料がかかる点に注意が必要です。
もし自宅に未使用のテレホンカードが大量に眠っているなら、固定電話の料金支払いに活用するのも1つの方法です。