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給油ランプ点灯のタイミング
給油ランプは、燃料タンク内のガソリン残量が少なくなったことをドライバーに知らせるための重要なサインとされています。点灯する残量は車種によって異なりますが、一般的にはタンク容量の約10〜15%といわれているようです。
例えば、タンク容量が50Lの車であれば、残り5〜7.5Lになった時点で点灯する計算になります。多くの場合、具体的な残量は車の取扱説明書に記載されているので確認してみましょう。
給油ランプ点灯後にどれくらい走れる?
ランプ点灯後に走行可能な距離は、車の燃費性能に大きく影響されるようです。仮に燃費が15km/Lの車で、残り燃料が5Lの場合、単純計算で約75km走行可能と考えられます。
しかし、これはあくまで理論上の数値です。実際には、エアコンの使用状況や道路の勾配、運転方法、積載量などさまざまな要因によって燃費は変動する可能性があります。急加速や急ブレーキを繰り返すと燃費は悪化し、走行可能距離は短くなることもあるでしょう。
高速道路での給油ランプ点灯は要注意!
高速道路でのガス欠は、単に車が動かなくなるだけではなく、大きな危険を伴う可能性もあります。
ガス欠で立ち往生した場合、ロードサービスを呼ぶ必要が出てくると考えられます。
また、高速道路上での停車は法令違反にも該当するとされています。具体的には、道路交通法の「高速自動車国道等運転者遵守事項違反」として、違反点数2点と反則金9000円(普通車)が科せられるようです。
つまり、高速道路でのガス欠は、金銭的な負担だけでなく、安全面や時間的なロス、そして法的責任まで、さまざまなリスクを伴う重大なトラブルとなる可能性があるのです。
給油ランプが点灯したら、すぐに次のサービスエリア/パーキングエリア(SA/PA)を目指すことはもちろんですが、ランプが点灯する前に余裕を持った給油を心がけることが何よりも重要です。