車のエンジンを切っても「赤い鍵マーク」が点灯している……。これによる「バッテリー上がり」のリスクはある? バッテリーが上がってしまった場合の「対処法や費用」についても解説。
エンジンを切っても赤い鍵マークが点灯したままになっているときがあります。このマークは一体何を意味し、バッテリー上がりと関係があるのでしょうか。本記事では、この赤い鍵マークの正体とバッテリー上がりのリスク、そして修理費用について詳しく解説します。

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赤い鍵マークの正体は?

車のダッシュボードに表示される赤い鍵マークは、イモビライザーと呼ばれる盗難防止システムが作動中であることを示しているようです。
 
イモビライザーは、正規のキー以外でエンジンを始動させようとした場合に、エンジンの始動を阻止するシステムだといわれています。
 
なお、このマークによるバッテリー消耗はごくわずかで、バッテリー上がりの直接的な原因となることはまれなようです。
 

バッテリーが上がってしまった場合の対処法と費用

車のバッテリーが上がってしまった場合、自力で対処する方法と業者に依頼する方法があります。それぞれの場合の対処法と費用を詳しく見ていきましょう。
 

自力で対処する方法

車のバッテリーが上がってしまった際に有効な手段として、ジャンピングスタートとジャンプスターターの利用が挙げられます。
 
ジャンピングスタートは、ブースターケーブルを用いて他の車から電気を供給し、エンジンを再始動する方法です。
 
もう一つの方法は、ジャンプスターターと呼ばれる携帯型バッテリーから電気を供給しエンジンを始動させる方法です。救援車が必要ないというメリットがあるようですが、ジャンプスターター自体が充電されている必要があります。
 

業者に依頼する方法

バッテリー上がり時の対処法として、専門業者への依頼も選択肢となります。
 
ロードサービスは、JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)や自動車保険に付帯しているサービスです。
 
例えばJAFの場合、会員であれば基本的に多くのサービスを無料で利用できるようですが、非会員の場合は、2万1700円の費用がかかるとされています。自動車保険のロードサービスは契約内容によって料金が異なる可能性があるので事前に確認するとよいでしょう。
 

赤い鍵マーク自体は問題なし、バッテリー上がりには注意!