
▼「公務員は安定している」って本当? 定年退職の割合や退職金の平均額を教えて!
国家公務員の旦那さんを持つママ友は裕福? 国家公務員の給与例
人事院の「国家公務員の給与制度の概要」では、国家公務員の給与例を紹介しています。例えば本府省勤務の場合の給与例(住居手当2万8000円と月30時間の超過勤務手当などを含む)は以下の通りです。
・総合職・大卒の新卒初任給:月額約37万円(年収約570万円)
・一般職・大卒の新卒初任給:月額約36万円(年収約550万円)
・係長級:月額約47万円(年収約730万円)
・課長補佐級:月額約59万円(年収約930万円)
地方機関勤務の場合、給与は勤務する官署の所在地域などによって異なります。例えば、横浜市や大阪市などの場合の給与例(住居手当2万8000円と月20時間の超過勤務手当などを含む)は以下の通りです。
・一般職・大卒の新卒初任給:約32万円(年収約500万円)
・一般職・高卒の新卒初任給:約28万円(年収約430万円)
これらはあくまでも一例で、実際の給与は仕事の種類、複雑さ・困難さ、責任の度合いなどに応じて決定されます。年齢によっても給与額は大きく異なり、昇格・昇給も勤務成績や能力に応じて決定されるため、国家公務員であるから年収が高くて裕福であるとは一概にいえません。