35歳で「年収600万円以上」を結婚相手に求め、いまだに独身です…そのような年収の方は日本でどれくらいいるのでしょうか?
結婚相手に経済力を求める人は一定数いるでしょう。しかし、結婚相手の条件を気にしすぎるあまりに結婚のチャンスを逃してしまうこともあるかもしれません。結婚相手に求める年収条件を満たす相手が、実際にどのくらいいるのか気になるという人もいるでしょう。   そこで今回は「年収600万円以上」を満たす男性の割合、結婚相手の経済力を求めている人の割合について解説します。

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年収600万円以上の男性はどれくらいいる?

国税庁の「令和5年民間給与実態統計調査」によると、男性の給与階級別の構成割合は次の通りです。
 
表1

区分 給与所得者数 構成割合
200万円以下 278万7000人 9.6%
200万円超400万円以下 709万7000人 24.6%
400万円超600万円以下 908万3000人 31.5%
600万円超800万円以下 494万2000人 17.2%
800万円超1000万円以下 247万5000人 8.5%
1000万円超 249万1000人 8.6%

出典:国税庁長官官房企画課 「令和5年分 民間給与実態統計調査」を基に筆者作成
 
年間給与額600万を超える男性は990万8000人、全体の34.3%いることが分かります。
 

年収600万円を超える年齢とは?

同調査において、男性の年齢階層別の平均給与は次の通りです。

●19歳以下:133万円
●20歳~24歳:279万円
●25歳~29歳:429万円
●30歳~34歳:492万円
●35歳~39歳:556万円
●40歳~44歳:612万円
●45歳~49歳:653万円
●50歳~54歳:689万円
●55歳~59歳:712万円
●60歳~64歳:573万円
●65歳~69歳:456万円
●70歳以上:368万円