1階の賃貸物件では、虫の発生を防ぐためにも、飲食店や畑から離れたエリアを選ぶことが大切です。虫が発生する原因となるゴミが多い飲食店や、畑などの自然環境から距離をとることで、虫が発生するリスクを減らせます。
また、マンションやアパートのゴミ置き場が部屋から近いと、虫が室内に入りやすくなります。ゴミ置き場から離れた部屋や、ふた付きのゴミ箱が設置されている賃貸物件を選ぶのがおすすめです。
ハザードマップで安全性の高いエリアから探す
水害リスクに備えるために、ハザードマップを活用して物件を探しましょう。ハザードマップは国土交通省が提供しているツールで、各地域の災害リスクや避難経路、津波や洪水の予測情報が提供されています。1階の物件は地面に近く、水害の影響を受けやすいため、安全性の高い地域を選ぶことが大切です。
賃貸の1階にはデメリットが多いため家賃が安い傾向
賃貸物件の1階は家賃が安いことが多くありますが、低い防犯性や虫の発生、日当たりの悪さ、階上の音などのデメリットがあることが理由といえます。しかし、治安のよいエリアや虫が発生しにくい場所を選ぶことで、家賃を抑えつつ快適に暮らせる可能性もあります。賃貸物件の1階に住むデメリットを理解したうえで、物件を選びましょう。
出典
警視庁 犯罪情報マップ
国土交通省 ハザードマップポータルサイト
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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