4月から「一人暮らし」をするので物件を探しています。家賃を見ていると「1階が安い」のですが、なぜなのでしょうか?
新生活のスタートに備え、賃貸物件を探す人も多くいるでしょう。ただし、家賃は毎月の支出となるため、なるべく抑えたいものです。1階は家賃が安いという話も聞きますが、その理由を知らない人も多くいるかもしれません。   そこで本記事では、賃貸物件の1階の家賃が安い理由や、物件を選ぶ際にチェックしたいポイントについて解説します。

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賃貸物件の1階の大きなメリットは家賃の安さ

賃貸物件の1階は、プライバシーの確保が難しかったり、防犯面に不安があったりすることから、2階以上の部屋よりも家賃が安く設定されていることが多い傾向です。しかし、家賃の安さというメリットは見逃せません。同じ予算でも、階数を妥協することで、立地条件がよい物件や設備が充実した住まいを選べる可能性があります。
 
新築物件でも、1階であれば2階よりも数千円程度家賃が低めに設定されているケースが少なくありません。家賃を抑えたい人には、コストパフォーマンスのよい選択肢となるでしょう。なお、同じ物件で1階と2階以上の家賃に大きな差がない場合は、交渉をしてみると家賃を下げてくれる可能性もあります。
 

賃貸物件で1階の家賃が安い理由

ここでは、賃貸物件で1階の家賃が安い具体的な理由を紹介します。
 

防犯性が低い

1階物件で気になるポイントの一つが、防犯性の低さです。上階に比べて侵入経路が多く、空き巣に入られるリスクが高まります。格子窓やブロック塀が設置されている物件もありますが、それだけで安心できるとはかぎりません。
 
また、道路に面した部屋では、通行人から室内が見えやすく、プライバシーの面でも注意が必要です。カーテンを遮光・遮像タイプにしたり、防犯フィルムを窓に貼ったり、補助錠・センサーライト・防犯カメラを設置したりするなど、自身で対策する必要があるでしょう。
 

虫が発生しやすい