
▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
単身世帯の1ヶ月の平均水道代
総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2024年」によると、単身世帯における1ヶ月あたりの上下水道料は2282円でした。したがって、今回の事例のように1ヶ月の水道代が5000円であれば、倍以上高いことになります。
水道代の仕組み
水道料金は市町村などの自治体が管理しており、地域ごとに料金体系や支払いの方法が異なります。一般的に、水道代は「基本料金」と「従量料金」の合算で計算されます。基本料金は水道メーターの口径サイズに基づいて定められており、従量料金は使用した水の量に応じて変動する仕組みです。
また、水道代は基本的に2ヶ月ごとの請求となるケースが一般的です。地域によって料金体系は異なるため、具体的な料金については居住する自治体の水道局ホームページなどで確認するとよいでしょう。
シーン別水道代の節約方法
毎日の入浴は身体を温めて冷えを防ぐとともに、心身をリラックスさせる効果も期待できます。しかし、毎日入浴していると気になるのが水道代です。
ここでは、お風呂だけでなく、それ以外のシーン別に水道代を抑える方法について紹介します。
お風呂にかかる水道代の節約方法
浴槽にお湯を張って入浴する方がいる一方、シャワーのみで済ませる方もいますが、一人暮らしでは浴槽にお湯を張るほうが水道代は高くなりがちです。入浴を楽しむ回数を週に数回に抑えることで、節水効果が期待できます。
また、お湯を満杯にせず、水位を少し下げるだけでも十分な節約になります。水を入れたペットボトルを浴槽に沈めて、水位をかさ増しする方法も有効です。一方、シャワーを使う際には、洗髪や身体を洗っている間はこまめに水を止めましょう。節水機能付きのシャワーヘッドへの交換も効果的です。