最近「ウインカー」の点滅が速いです。故障したままにしておき違反になると、どのくらいの違反金がかかるのでしょうか?
ウインカーの点滅が速いと道路交通法違反となり、罰金や違反点数が科されるため、かならず対処しましょう。本記事では、ウインカーの点滅が速いときの罰則や、対処方法について解説します。道路交通法違反とならないよう、参考にしてください。

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ウインカーの点滅が速いとどうなる

車のウインカーの点滅が速いと事故のリスクが高くなるため、大変危険です。ウインカーは、ほかの車両や歩行者等に対して車線変更・進路変更等を伝える役目がありますが、点滅が速いことによって、相手に正しい情報を伝えられなくなるかもしれません。そのため、道路交通法違反であり、罰則もあります。
 
本項では、ウインカーの点滅が速い場合の罰則や、点滅の速さを確かめる方法について解説します。手信号についても触れているため、ウインカーの点滅速度が気になった人は参考にしてください。

 

罰則について

ウインカーの点滅が速い場合は、道路交通法違反となります。普通車であれば罰則金7000円、違反点数1点が科されます。違反点数の累積によって、免許停止等につながるおそれがあるでしょう。

 

法定内の速さか確認する

ウインカーは、1分間に60~120回の速度で一定周期で点滅しなくてはならないと定められています。点滅のスピードが速い場合は車検が通りません。

 

手信号をすればよいのか?

あくまでも一時的な対処であるものの、ウインカーが故障した場合は、手信号でほかの車両や歩行者等に状況を伝えられます。ウインカーの点滅が速いと感じたときは、手信号によって安全を確保するとよいでしょう。
 
右のウインカーを点滅させる際、右ハンドルであれば運転席から右手を出すことで示せます。左のウインカーの場合、助手席に人がいるならば、左の窓から手信号を出せますが。同乗者がいない際は右手を水平にしてから肘を90度に曲げることで左折を示せます。