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蛍光灯の製造が廃止される?
2023年11月の「水銀に関する水俣条約 第5回締約国会議」において、蛍光灯の製造を2027年までに廃止することが決定したことが環境省の資料にて公表されています。
廃止は段階的に行われるものであり、コンパクト型蛍光ランプは2026年12月31日、直管蛍光ランプと環形蛍光ランプは2027年12月31日に廃止されます。すでに使用している製品を使用し続けることや、廃止日までに製造された製品の売り買いについては禁止はされないようです。
自宅の照明で蛍光灯を使用している場合は、計画的にLEDへの切り替えを行うことをおすすめします。LEDに切り替えるために工事が必要となる場合もあるため、早めに確認しておいた方がいいでしょう。
蛍光灯とLEDの電気代を比較
蛍光灯をLEDに替えることで電気代はどのくらい変わるのか計算してみましょう。電気代は「消費電力(キロワット)×使用時間×電気料金単価(円/キロワットアワー)」で計算できます。
例えば、E26口金・明るさ60形の蛍光灯とLED電球を比較してみます。
蛍光灯の消費電力が11ワット(0.011キロワット)、LED電球の消費電力が7.4ワット(0.0074キロワット)とした場合、1時間当たりの電気代は以下の通りです。(電気料金単価は公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会が目安としている31円/キロワットアワーを使用)