
▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
結婚式ではなぜご祝儀が必要?
結婚式でゲストがご祝儀としてお金を包むようになった理由には、さまざまな説があるとされています。
「ご祝儀」とは、もともとお祝いの儀式を指す言葉だったとされています。また、お祝いの席で手伝いをしてくれる人への「心付け」として渡すお金を指していたともいわれているようです。
それが時代とともに変化し、今では結婚式をはじめとしたお祝いの席で、お祝いの気持ちを表すために渡すお金のことを「ご祝儀」と呼ぶようになったのです。
また、かつての結婚式は、現在のようにホテルや専用の式場で行われるのではなく、自宅で催されるものでした。そのため、参列者が食べ物や飲み物を持参していた名残で、お金を包むようになったともいわれています。
ご祝儀は3万円包まなければいけないのか
結婚式でご祝儀として包む金額は、一般的に3万円が相場とされています。この金額の内訳は、結婚式の披露宴での飲食代や引き出物の相場が2万円とされるため、それらを負担するための2万円とお祝いの1万円であるという説があります。
なお、ウェブスターマーケティング株式会社が運営している情報メディア「LoveMA(ラブマ)」で実施した、結婚式に参列したことのある男女300人を対象に「結婚式で実際に包んだご祝儀の金額」に関するアンケート調査でも、友人や職場の結婚式に持参したご祝儀の金額は、「3万円」が全体の73%と最も多い回答でした。
また、調査全体の平均額も「3万1833円」という結果です。