免許を取得したばかりですが、自動車保険の見積もりが「20万円」を超えました。ネット広告では「3万円」と見かけましたが、なぜこれほど違うのでしょうか?
「自動車保険に加入しようと見積もりをしてみたら、ネット広告よりも高い金額が提示された」と驚く人もいるでしょう。自動車保険はさまざまな要因から保険料を算出していて、免許を取得したばかりの人は特に保険料が高くなる傾向にあります。   本記事では、免許を取得したばかりの人の自動車保険の保険料がなぜ高いのかについて解説します。保険料をおさえる方法についても紹介しますので、自動車保険への加入を検討している人は参考にしてください。

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自動車保険の見積もりが高い理由

免許を取得して自動車保険に加入しようと思って、さまざまな情報を得ている人もいるでしょう。しかし、ネット広告では3万円と書かれていたのに、実際は20万円を超えてしまうなど、想定以上に保険料が高いケースもあります。
 
本項では、自動車保険の見積もりが想定よりも高い理由について解説します。自分の属性に当てはまっているかなどを確認してみましょう。

 

20代だから

20代の場合、自動車保険料は高く設定されているケースがほとんどです。20代の保険料が高い理由として、事故率の高さが挙げられます。政府統計「道路の交通に関する統計」によると、年齢別の事故発生件数は図表1のような割合となりました。
 
【図表1】

年齢 免許保有者10万人当たり交通事故件数
16~19歳 1025.3
20~24歳 589.5
25~29歳 418.6
30~34歳 333.9
35~39歳 294.9
40~44歳 285.4
45~49歳 293.1
50~54歳 303.5
55~59歳 304.7
60~64歳 313.3
65~69歳 312.7
70~74歳 345.5
75~79歳 387.9
80~84歳 432.6
85歳以上 519.9