「コンビニのカットサラダ」と「手作りサラダ」毎日食べるならどちらが安く済みますか?
手軽に野菜を食べる手段のひとつとして「サラダ」がありますが、「コンビニで買うカットサラダ」と「手作りサラダ」では、どちらが安く済むのでしょうか。   本記事では、「コンビニのカットサラダ」と「手作りサラダ」のどちらがコストをおさえられるのかについて解説します。「野菜をとりたいけれど節約もしたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

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「コンビニのカットサラダ」と「手作りサラダ」の価格を比較

まずは、コンビニのカットサラダと手作りサラダの価格を比較してみましょう。ここではレタスサラダを例に挙げて調べてみました。
 

コンビニのレタスサラダの場合

コンビニで売られているレタスサラダの価格は、150円程度です。大手コンビニ各社で販売しており、価格に大幅な差はありません。数種類のレタスのほか、彩りのために紫キャベツが入っている商品が一般的です。
 
コンビニのレタスサラダは、比較的手ごろな価格であるうえ、洗わずにすぐ食べられる手軽さも魅力です。洗ったり切ったりする工程がないため、洗い物も少なくて済むでしょう。
 
コンビニのレタスサラダを1日1袋食べるとしたら、約150円×30日で1ヶ月約4500円かかります。もし、1袋を2日で食べる場合は、1ヶ月で約2250円になります。
 

手作りサラダの場合

独立行政法人農畜産業振興機構によると、2024年10月の東京23区におけるレタスの小売価格は1個240円でした。
 
サラダ1食分でレタスを半玉使うとしたら、約120円の計算になります。1ヶ月間、毎日レタスサラダを作るとしたら、240円×15日で約3600円かかる計算です。
 
ただし、この計算は、レタスだけでサラダを作った場合のみ当てはまります。コンビニのレタスサラダには、2種類以上のレタスや紫キャベツも入っていることがほとんどであるため、同じ内容で作る場合は、材料費が追加されます。
 
また、野菜の価格は変動しやすいため、注意しなければなりません。独立行政法人農畜産業振興機構の資料によると、東京23区におけるレタスの小売価格の前月比は132%と、値上げしていることが分かります。
 
一方で、手作りサラダには、好きな野菜を追加して食べられる魅力があります。トマトやキュウリなど定番の野菜を追加できるため、バランスを考えて野菜を摂取したい場合は、手作りサラダの方がおすすめです。
 
違う野菜を追加する代わりにレタスの量を4分の1にすると、1日分のレタスの金額は「240円÷4=60円」になるため、よりコストを調整しやすくなるでしょう。
 

「コンビニのカットサラダ」と「手作りサラダ」だと、どちらが安く済むのか?