「小学生の娘」は、毎週末に友達と「スタバ」に行きます。スタバでの飲食費として毎回「1000円」の「お小遣い」を渡しているのですが、高すぎるでしょうか?
週末に過ごす友達との時間は、大人にとっても子どもにとっても大切な時間だといえるでしょう。では、小学生が友達と毎週末スタバに行く場合、お小遣いはどれくらいが適切なのでしょうか。   そこで今回は、小学生のお小遣い事情を詳しく解説します。これからお小遣い制度を導入しようとしている家庭もぜひ参考にしてください。

子どもにお小遣いをあげている家庭の割合は?

金融広報中央委員会が実施した調査によると、子どもにお小遣いをあげている家庭の割合は、表1の通りです。
 
表1

子どもの年代 お小遣いあり お小遣いなし 無回答
小学校低学年 72.9% 27.0% 0.1%
小学校中学年 73.0% 26.8% 0.2%
小学校高学年 73.2% 26.6% 0.2%
中学生 83.2% 16.6% 0.2%
高校生 80.9% 19.0% 0.1%

※金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度調査」を基に筆者作成
 
つまり、小学生では全体の7割以上が、中学生や高校生では8割以上の子どもがお小遣いをもらっていると分かります。
 
小学生は低学年と高学年を比べても、お小遣いをもらっている割合に大差がないことから、小学校低学年の頃からお小遣いをあげ始めている家庭が多いようです。
 

小学生がお小遣いをもらっている相手は?

同調査によると、小学生がお小遣いをもらう相手は、表2の通りです。
 
表2

子どもの年代 祖父母 その他
小学校低学年 67% 45.9% 13.4%
小学校中学年 76.5% 44.4% 10.2%
小学校高学年 80.5% 41.3% 9.1%

※金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度調査」を基に筆者作成
 
保護者からお小遣いをもらうケースが最も多く、祖父母からもらっていると回答する家庭も一定数存在することが分かります。
 

小学生がお小遣いをもらう頻度は?