一年に一回はタイヤ交換するという友人。車の「タイヤ交換」は、「何年に一度」やるのが一般的? 長持ちさせる方法についても解説
マイカーを購入してしばらく経つけれど、どのタイミングでタイヤ交換をすべきなのか分からないとお困りの人も少なくないでしょう。少しでも出費を抑えたいものの、安心・安全に乗り続けるためにも、タイヤの適切な交換時期を知っておきたいものです。   今回は、車のタイヤ交換をする時期の目安や少しでもタイヤの寿命を延ばす方法を詳しく紹介します。

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タイヤの交換目安は何年が妥当?

一般的に、車のタイヤは5000km走行すると1mmほど摩耗するといわれています。新品タイヤの溝は約8mmで、溝の深さが1.6mmになると「スリップサイン」と呼ばれるマークが出てきてしまうのです。1箇所でもスリップサインが出たタイヤを使用し続けることは、道路交通法によって装着・使用が禁止されています。
 
車の使用状況や路面の状況によってタイヤの摩耗は異なる可能性がありますが、約3万2000km走行すると、タイヤの溝は1.6mmになる計算です。つまり、1年に1万km走行すると仮定した場合、3〜4年目に使用限度の目安になると考えられます。
 

タイヤ交換にかかる費用の目安

タイヤ交換にかかる費用は、基本的に「タイヤの購入代と工賃」「エアバルブ代」、そして「タイヤの処分費用」が挙げられます。
 
タイヤの購入代は、軽自動車の場合で、1本あたり約1万2000から約10万円とされているようです。交換にかかる工賃は、1本あたり1000円から5000円程度かかるでしょう。
 
タイヤを交換する際は、タイヤの空気圧を調整するための「エアバルブ」の交換も必要です。タイヤ交換と同時に交換する場合は、1本あたり300円前後といわれています。
 
最後に、廃タイヤの処分費用の目安は、依頼する業者によって異なるものの、1本あたり300円から600円程度で処分可能なようです。
 

タイヤの寿命を延ばすコツ