会社側が若手社員の早期離職を食い止めたいと考える場合、先ほど解説した退職理由や退職を検討した理由、退職を思いとどまっている理由をもとに検討していくとよいでしょう。
例えば、仕事へのやりがいを感じられるようにするために、業務の見直しや従業員の教育・マインドセットの研修の実施、指導者側の研修の実施などを検討するとよいでしょう。退職を思いとどまる理由のなかに人間関係の良さが挙げられていたため、従業員同士のコミュニケーション機会を増やす取り組みを検討するのも効果的です。
また、先ほどの調査によると、若手社員が理想とするワークライフバランスで最も多いのは「どちらも半々」であるという回答でした。仕事のやりがいを求めるだけでなく、プライベートの充実も重視していることが分かります。
そのため、可能な限り残業を減らし、休日には仕事を忘れてリフレッシュできる環境を整える必要があります。休日を充実させるためには、会社が福利厚生を手厚くするのも1つの手段になるでしょう。
経営者は福利厚生サービスの利用の検討も
休日を充実させるサポートや、研修の実施を会社の取り組みで進めるのは、難しいと感じる会社や経営者も少なくないでしょう。その場合は、福利厚生サービスの利用もおすすめです。
株式会社ベネフィットワンが提供している「総合福利厚生サービス ベネフィット・ステーション」は、グルメやレジャー、ショッピングだけでなく、eラーニングなどの学習コンテンツや、育児・介護、引越しなどライフイベントに関わる140万件以上のサービスを優待価格で利用できる総合福利厚生サービスです。
利用料金は、月額890〜2290円のNetflixも利用できる「Netflix得々プラン」が従業員1名につき1750円、健康支援や教育・研修支援も受けられる学トクプランは1200円です。なお、初回のみ別途入会金が必要になり、従業員が1~10名の会社は2万円、11~100名の会社は10万円、1001名以上の会社は100万円かかります。