アパートの室内クリーニングの現状はどうなっている?費用対効果を解説
居住中に、室内クリーニングサービスを定期的に行っているアパートは珍しいのでしょうか。この記事では室内クリーニング料金の目安を紹介し、サービスを利用することで得られるメリットや費用対効果を解説します。

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アパートの室内クリーニングの現状

アパートを清潔に保つためにも、住民自身がこまめに掃除をすることが大切です。しかし、清掃のための時間がとれない、高齢で思うように体が動かないなどの理由で、難しいケースもあるでしょう。アパートの住民による清掃が不十分だと、アパートの資産価値も下がってしまいます。
 
そのような場合には、日常清掃を業者に依頼し、定期的に清掃しておくと効果的です。
 
独立行政法人中小企業基盤整備機構による「ハウスクリーニング」の市場調査データによれば、室内清掃について「よく利用している」と回答した人は20代男性が2%と低いものの、全世帯の中でもトップという結果でした。掃除が苦手な人や、忙しくてできない人に利用されているようです。
 
アパートで管理費や共益費を住民から徴収している場合、管理規約などで定期清掃を義務としているケースがあります。共用部のみを定期清掃のクリーニングを委託する大家さんは多くいますが、室内クリーニングまで入るのは珍しいでしょう。
 

アパートの室内クリーニングの料金目安

表1は、アパートの室内クリーニングを清掃業者に依頼した場合の費用相場です。
 
表1

間取り 費用
1R・1K 1万5000~3万円
1DK・2K 2万5000~4万円
1LDK・2DK 3万~4万5000円

出典:株式会社Speee「ハウスクリーニング相場はいくら?場所や間取り別に費用を解説」、みんなのマーケット株式会社「一人暮らしのハウスクリーニング料金相場|ワンルーム〜1LDK」をもとに筆者作成
 
家具の移動が必要な清掃を依頼する場合には人員が増えるため、20%前後費用が高くなります。また、汚れがあまりにもひどい場合は別料金が発生する可能性もあるでしょう。
 

室内クリーニングをするメリット・デメリット