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聖徳太子のお札は何種類ある?
昭和に流通していた紙幣に詳しくない人でも、「聖徳太子」が紙幣の肖像画であったということは、なんとなく知っている人は多いのではないでしょうか。
聖徳太子が肖像画として使われている紙幣といえば、「1万円札」というイメージを持つ人が多いかもしれませんが、実は多くの紙幣で聖徳太子の肖像画が採用されています。
聖徳太子が肖像画となっている紙幣は次の4種類です。
図表1
券種 | 発行開始日 | 発行停止 |
---|---|---|
一万円券 | 1958年12月1日 | 1986年1月4日 |
五千円券 | 1957年10月1日 | 1986年1月4日 |
千円券 | 1950年1月7日 | 1965年1月4日 |
百円券 | 1946年2月25日 | 1956年6月5日 |
日本銀行 その他有効な銀行券・貨幣 をもとに筆者作成
「聖徳太子」の紙幣以降は、紙幣の額によって肖像画が変えられているので、紙幣の肖像画を見て「パッ」と紙幣の種類がわかるようになっています。現代の感覚からすると、同じ財布に聖徳太子の1万円札と5000円札と1000円札が入っていたら、いくらデザインが異なるとはいえ、間違えてしまうのではないかと思ってしまいますね。