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夫の年収500万円で専業主婦は可能? 家計シミュレーション
専業主婦になる前に、家計を具体的にシミュレーションしてみましょう。一般的に手取り額は年収の75%~85%となるため、年収500万円の場合の手取りは375~425万円程度です。
月の手取り額はボーナスを考慮しなければ、月31万~35万円程度となります。ボーナスを考慮する場合、ボーナスは基本給の2ヶ月分が年2回支給される会社が多く、ボーナス額は125万円、手取り額は23~26万円程度と計算できます。
算出した収入で家計をやりくりする場合、支出配分は以下のような一例が考えられます。
・住宅費:120万円(月10万円)
・食費:72万円(月6万円)
・光熱費:20万円(月1.7万円)
・教育費:40万円(子ども1人の場合)
・通信費:12万円(月1万円)
・雑費・娯楽:48万円(月4万円)
これらの合計は年間312万円となり、手取り収入の範囲内に収まります。例のような支出配分であれば、専業主婦になっても問題ないでしょう。
ワーママの働き方を見直す
在宅で事務職をこなしながら育児や家事もこなす生活は、多くのワーママにとって負担が大きいものです。「休みが多い」や「ミスが多い」といった指摘を受けた場合、その原因を冷静に見直すことが重要です。
まず、タイムマネジメントの面で、育児の時間と仕事の時間がしっかり区別できているかを考えてみましょう。家族の協力を得たり、スケジュールを見直したりすることで、集中して仕事ができる時間を増やせます。
また、派遣会社から指摘を受けた場合には、正直に自分の状況を伝え、柔軟な働き方が可能か相談してみるのもひとつの方法です。「就業時間を少し短くしてもらう」といった具体的な提案をすると、派遣会社や派遣先企業も前向きに対応してくれる可能性があります。
さらに、ミスを減らすためには、作業の手順やツールを工夫することが有効です。定型業務ではテンプレートの利用や、作業後にダブルチェックの時間を設けるなど、業務の精度を上げる仕組みを取り入れてみましょう。
これらの改善を積み重ねることで、働き方の見直しが進み、現状の課題をひとつずつ解消できる可能性が高まります。