毎日の夕飯は「パックご飯」とスーパーで半額になった「お惣菜」です。一人暮らしなので自炊するよりも節約になっていると思うのですが、どうでしょうか?
一人暮らしの食費を抑えるために便利なのが、市販のパックご飯やスーパーのお惣菜です。しかし、経済的な効果や、栄養面が気になるところです。本記事では、単身世帯における食費の実態や、お得に食費をやりくりするための方法を紹介します。

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単身世帯の食費

総務省統計局が発表した「家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、単身世帯の平均的な1ヶ月の食費は4万6391円です。
 
1ヶ月の平均消費支出が16万7620円であるため、単身世帯が生活費のなかからどのくらいのお金を食費にあてているかがうかがえます。少しでも食費を抑えるための工夫として、パックご飯やスーパーで半額になったお惣菜を活用する方法は効果的でしょう。
 

パックご飯と半額のお惣菜は節約につながる可能性がある

パックご飯1つの価格は約90円とし、お惣菜の価格は株式会社くふうカンパニーの「お惣菜・スイーツの購入に関する調査」に基づき570円と仮定します。半額で購入すると285円で手に入るため、1食分の合計は約375円です。
 
毎日の夕食をパックご飯と半額のお惣菜の組み合わせにした場合、夕食にかかる1ヶ月(30日)の食費は約1万1250円になる計算です。前述の単身世帯における1ヶ月の食費から1日3食として1食分の金額を単純計算した場合、約1万5464円となるため、節約効果が期待できるでしょう。
 
ただし、パックご飯とお惣菜だけの食事を続けると栄養バランスの偏りが心配されるため、主菜や副菜などを組み合わせて健康に気を配ることが大切です。
 

一人暮らしができる食費の節約術

ここでは、一人暮らしの人でも実践しやすい食費の節約術を紹介します。自炊をはじめとしたさまざまな方法があるため、自分が継続しやすい節約術を見つけましょう。
 

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