お湯を沸かすなら「電気ケトル」と「IHコンロ」どちらがおすすめ? 電気代やメリット・デメリット比較
ガスコンロの買い替えを考える際、料理はあまりせずお湯を沸かす程度の人なら、「電気ケトル」と「IHコンロ」が選択肢に上がるのではないでしょうか。どちらも便利ですが、電気代はどちらがお得なのか? どちらが自分に合っているのか? とか迷う人もいるでしょう。   本記事では、電気ケトルとIHコンロの電気代を比較し、それぞれのメリットとデメリットについても解説します。

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電気ケトルとIHコンロの電気代はどちらがお得?

電気ケトルとIHコンロの電気代は、使用する時間や頻度、機種によって異なります。毎日30分使用した場合の電気代を比較してみましょう。
 

電気ケトルの電気代

電気ケトルの消費電力は、一般的に1250ワット前後のものが主流です。この場合、毎日30分使用する場合の電気代は、次のように計算できます。なお、ここでは全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/キロワットアワーを用いて計算します。
 
・1250ワット×0.5時間÷1000×31円/キロワットアワー=19.375円
 

IHコンロの電気代

一方、1口のIHコンロは消費電力が1400ワット前後のものが多く、30分使用する際の電気代は次のとおりです。
 
・1400ワット×0.5時間÷1000×31円/キロワットアワー=21.7円
 
使用する機種によって消費電力は異なりますが、一般的に電気ケトルのほうが消費電力は低いため、短時間で少量のお湯を沸かす場合は電気ケトルのほうが経済的です。
 
ただし、電気代だけでなく、メリットやデメリットを把握した上で総合的に判断することが大切です。
 

電気ケトルのメリットとデメリット

電気ケトルの主なメリットとデメリットは次のとおりです。
 

メリット