引っ越し業者から見積もり後に追加料金として「20万円」の請求…最安値で契約したはずなのに、なぜ?
引っ越しの際はさまざまなことにお金がかかるため、できるだけ安く済ませるために業者を比較して選ぶ人もいるでしょう。   各引っ越し業者が提示した見積書が比較する際の重要なポイントになるはずですが「比較して安いところに依頼したのに、結局は追加料金がかかって高くなってしまった」ということもあるかもしれません。   本記事では、引っ越し料金の「基本料金」に含まれる作業や追加料金が発生するケースをご紹介するとともに、見積書の確認ポイントをまとめました。

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引っ越し料金の「基本料金」に含まれる作業は?

引っ越し料金には、基本となる「基準運賃」以外にもさまざまな料金が含まれています。基準運賃は運搬距離で決める場合と運送にかかる時間で決める場合があり、国土交通省近畿運輸局によると、距離が100キロメートル以内の場合は時間制で決めることになっているようです。
 
依頼主の要請で車両を留め置く必要がある場合はその分の料金も請求されます。さらに、休日や早朝・深夜の運送には割増料金がかかると考えておきましょう。
 
「実費」は、作業員の人件費や有料道路の利用料などにかかる費用です。作業員の人数が多いほど増えることになるでしょう。
 

オプションとして追加料金が発生するケースは?

基本となる料金のほかに、以下のような作業を依頼するとオプションとして料金が追加になることがあります。追加料金の金額は業者によって異なるため、事前に確認することをおすすめします。
 

・冷房の取り付けや取り外し
・オーディオ類の設置
・ハウスクリーニング
・家具の処分
・家具保護材

 
実際のオプション料金の例を表1と表2にまとめたので参考にするとよいでしょう。
 
表1【引っ越し業者A】(すべて税込み)

サービス内容 料金
エアコン着脱 1万6500円~
家具分解組立 1点あたり3300円~
ハウスクリーニング 1万9800円~
有機ELテレビ梱包 1点あたり2万2000円~
資材(段ボールLサイズ) 1箱330円
食器梱包材 100枚1100円