息子が子どもの頃からの夢だった「パイロット」に!給与が高いと聞きましたが、年数が上がるにつれどのくらいの昇給が期待できるのでしょうか?
パイロットは高収入の職種一つです。息子がパイロットになった場合「年収はどれくらいもらえるのか」や「勤続年数が上がるにつれどれくらいの昇給が期待できるのか」が気になるでしょう。   そこで今回は、パイロットの平均年収について調べてみました。パイロットの年収が高い理由もご紹介しますので参考にしてください。

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パイロットの年収

総務省統計局の「令和5年賃金構造基本統計調査」を基に、パイロットの年収を調べました。ここでは、平均年収や年齢別の平均年収をまとめます。
 

パイロットの平均年収

パイロットの平均年収は、以下のデータを基に算出できます。

●きまって支給する現金給与額:138万500円
●年間賞与その他特別給与額:122万4400円
●平均年収:1779万400円

パイロットの平均年収は1779万400円で、同資料でみると医師や法務従事者などと比較しても高収入であることが分かります。平均年齢は43.4歳、平均勤続年収は15.6年で、比較的安定して長く勤められる職種の一つだといえるでしょう。
 

年齢別の平均年収を比較

パイロットの平均年収を年齢別にまとめると以下の通りです。

●20~24歳:308万7100円
●25~29歳:706万2600円
●30~34歳:1302万5800円
●35~39歳:1643万8000円
●40~44歳:1760万9500円
●45~49歳:2134万2500円
●50~54歳:2284万7000円
●55~59歳:2617万6500円
●60~64歳:1259万6400円
●65~69歳:1406万4900円

上記より、30代で1000万円を超え、40代には平均年収の1779万円に達することが期待できます。年収のピークは50代後半で2617万6500円です。60代になると年収は大幅に減少しますが、それでも1000万円を超えています。定年まで働けば、高水準の収入が得られるでしょう。
 

パイロットの給与が高い理由