「こたつ布団」の洗濯頻度はどれくらいがベスト?「自宅で洗う」と「クリーニング」ではコスパはどちらがよい?
こたつは家族団らんの場にもなるため、複数人が使うことで汚れが気になることもあるでしょう。   こたつ布団にカバーをつけて使用している場合は、定期的にカバーを洗濯することで表面の汚れは落とすことができます。しかし、こたつ布団自体は洗濯しなくていいのか、悩まれる人もいるかもしれません。   本記事では、こたつ布団のベストな洗濯頻度をご紹介するとともに、自宅での洗濯の可否や、クリーニングに出した場合の費用についてもご紹介します。

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こたつ布団の洗濯頻度は?

こたつ布団は、年に一回は洗濯した方がいいと考えられます。
 
カバーをつけていたとしても、飲食物をこぼしたときの汚れなどがふとんにも染み込んでいるかもしれません。そういった汚れのほか、人の汗や皮脂などの汚れも付着している可能性があります。
 
こたつ布団は暖かく湿気がこもりやすいため、汚れを餌にしてダニが繁殖していることもあり得ます。ダニが繁殖しているこたつ布団をそのまま使用することで、家族がアレルギーやぜんそくなどの症状を引き起こしてしまうことも考えられるでしょう。
 
そのため、シーズンが終わってこたつ布団をしまうタイミングで洗濯することをおすすめします。ただし、汚れてしまったときは放置すると落ちにくくなるため、その都度洗濯した方がいいでしょう。
 

こたつ布団は自宅で洗濯できる?

こたつ布団を自宅で洗濯できるか確認するためには、洗濯表示や洗濯機の容量をチェックする必要があります。
 
洗濯表示に「水洗い不可」の表示がある場合は、自宅で洗えないため、クリーニングに出すことになるでしょう。令和6年8月以降は衣類の取り扱い表示が変更され、水洗い不可のものは「家庭洗濯NG」の表示になります。また、水洗い可能な場合は洗濯できる可能性がありますが、手洗いマークが表示されている場合は洗濯機を使用できません。
 
同様に、自宅の洗濯機に入りきらない大きさのこたつ布団の場合も、自宅で洗うにはお風呂場などでふみ洗いをする必要があるでしょう。ふみ洗いは何度も水を取り換えて泡が出なくなるまですすいだり、洗った後で水を切ったりするのに手間がかかるため、大変な作業になるかもしれません。
 

こたつ布団をクリーニングに出した場合の費用