長距離移動のときにいつも「グリーン車」に乗る人は高収入?グリーン車にお得に乗る方法も解説
新幹線のグリーン車は通常車両よりも高級感があり、落ち着いた時間を過ごせます。しかしその反面、追加料金が必要になります。新幹線のグリーン車に乗っているのは、おもに収入に余裕のある方のみなのでしょうか。   そこで今回は、新幹線のグリーン車について解説します。また、グリーン車にお得に乗る方法についても紹介します。その方法を知りたい方はぜひ、参考にしてください。

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グリーン車の料金について

グリーン車の料金は、乗車する区間の営業キロで異なります。JR北海道・東海・西日本(北陸新幹線を除く)・四国内とJR会社間のグリーン料金は表1の通りです。
 
表1

営業キロ 100キロまで 200キロまで 400キロまで 600キロまで 800キロまで 801キロ以上
グリーン料金 1300円 2800円 4190円 5400円 6600円 7790円

出典:東日本旅客鉄道株式会社「きっぷあれこれ グリーン券」を基に筆者作成
 
例えば、新大阪駅から東京駅まで指定席とグリーン車を利用した場合の料金は、以下の通りです(のぞみ、2月25日の場合)。

●指定席:5610円
●グリーン車:1万480円

新大阪駅から東京駅までの場合、指定席とグリーン車の差額は片道4870円。往復で9740円の追加料金がかかる計算になりますが、グリーン車にはお得に乗れる方法もあるため、一概に稼ぎがいいとはいえないでしょう。
 

グリーン車の設備について

グリーン車の設備の特徴は以下の通りです。

●座席の幅が普通車よりも広い
●全席にコンセントが完備されている
●全席に読書灯が設置されている
●フットレスト(足置き)とレッグウォーマー(足元暖房)が設置されている

グリーン車は普通車と違い3列シートがないので、その分各座席が広くなっています。また、ヘッドレスト(座席の枕)が上下に動き、好きな位置に調節可能です。そのほか、フットレストとレッグウォーマーも設置されているので、座席全体が快適になっています。
グリーン車の魅力は座席の快適さだけではありません。座席のヘッド部分には読書灯が設置されているうえ、全席コンセント完備なので、読書やパソコン作業にも便利です。
グリーン車は普通車に比べ、快適性と利便性に優れています。
 

グリーン車にお得に乗る方法