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名義変更が完了しなければ自動車税を回避できない
車を3月に売却したにもかかわらず、自動車税種別割が課されるのは、車の名義が4月1日以降に変更された場合です。
自動車税種別割を納税するのは、4月1日時点で自動車検査証に記載された「所有者」です。よって、自動車税種別割を回避するためには、名義変更が3月31日までに完了している必要があります。
しかし、売却契約の成立から名義変更の完了までには、一定の期間を要するとされます。そのため、3月の売却では、名義変更が3月31日に間に合わない可能性があるのです。
ただし、車と名義変更書類を渡していたにもかかわらず、名義変更が間に合わなかった場合は、買取業者に負担してもらえる可能性もあるようなので担当者との交渉も選択肢かもしれません。
おすすめの売却時期は2月・8月・9月とされる
自動車が高額で買い取られやすいのは、2月・3月・8月・9月と考えられます。なぜなら、9月と3月を決算期とする買取業者が多いとされるためです。
ただし、3月中の売却では自動車税を回避できない可能性があります。そのため、実際は2月・8月・9月の売却がおすすめのようです。4月の転勤に合わせるなら、2月に売却するのも方法の一つでしょう。
3月にずれこむ場合は、名義変更や車の引き渡しのタイミングなどを、売却前に確認するといいでしょう。売買契約書に内容を明記してもらうと確実です。
なお、書類に不備があり、再提出が必要になるケースも考えられます。スケジュールは余裕をもって組み立てましょう。