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温浴施設の基本料金と特徴
温浴施設の料金体系は、施設の種類によって大きな差があります。「公衆浴場法」によって料金が定められている一般銭湯は、地域住民の日常的な入浴施設として位置づけられているため、都道府県ごとに適正な料金設定となっているのが特徴です。
一方の温泉施設では「温泉法」による制限はないため、規模やサービス内容に応じて自由に料金設定でき、露天風呂や岩盤浴、リラクゼーションなど、付帯設備の充実度により料金が変動します。
一般銭湯と温泉施設の中間的な存在として位置するのが、「その他の公衆浴場」に分類されるスーパー銭湯です。手頃な料金でさまざまな温浴設備を提供しているため、利用者のニーズに合わせて幅広く選択できます。施設タイプ別の基本料金比較を表1にまとめました。
表1
施設タイプ | 基本料金 (1回) |
特徴 |
---|---|---|
一般銭湯 | 500円前後 | 都道府県で料金が統一され、シンプルな設備が特徴。地域コミュニティーの場としても機能している。 |
スーパー銭湯 | 700~2000円 | サウナや岩盤浴などの付帯設備が充実。食事処やリラクゼーションスペースを完備している施設もある。 |
日帰り温泉 | 1500~3000円 | 露天風呂や温泉効能を楽しめる。自然景観と共に非日常的な癒しを提供している。 |