週5でまかないのラーメンを食べる場合、栄養バランスは崩れない? 気になる節約とのバランス
まかない付きのアルバイトは、食費が節約になることや自炊の手間が省けるメリットがあります。しかし、まかないの日が続くと栄養バランスが偏る心配もあるでしょう。特に、ラーメン屋のまかないは、塩分の取り過ぎに注意が必要です。   そこで、今回は、ラーメン屋のまかないの栄養バランスや注意点、まかないで食費がいくら節約になるかを紹介します。

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まかないの栄養バランス

ラーメン屋のまかないは、ラーメン、チャーハン、野菜炒め、ギョーザなど塩分多めのメニューです。一般的にまかないで提供される食事は、余った食材を利用するため、自由にメニューを選べないこともあります。もし、週5日でラーメン屋のまかないを食べる場合は、不足しがちな栄養素を意識して塩分の取り過ぎに気を付けましょう。
 
表1は、ラーメン屋によくあるメニューに含まれる塩分の数値です。
 
表1

メニュー 熱量(キロカロリー) 塩分(グラム)
しょうゆラーメン 440 6.75
塩ラーメン 438 6.79
みそラーメン 621 6.8
チャーハン 646 3.79
白飯 250
野菜炒め 114 1.5
ギョーザ 251 (5個) 1.44

「カロリーSlism」を使用し筆者作成
 

1日に必要な塩分

厚生労働省の「e‐ヘルスネット」によると、塩分摂取の目標量は、成人1人1日当たり男性7.5g未満、女性では6.5g未満とされています。
 
塩分の取り過ぎは、⾼血圧で脳⾎管疾患や⼼疾患、腎臓病などのリスクが高くなり、一度、⾼⾎圧性疾患になると回復に時間がかかります。塩分の取り過ぎは、長年の積み重ねで体に悪影響を及ぼすため、早めに減塩を心掛けた体調管理をしていきましょう。
 
ラーメン屋でまかないを食べる場合は、頻度を考えるなど食べ方に注意してください。
 

ラーメン屋のまかないで気をつけること