
▼勤続20年でも年収は「280万円」貯蓄も「30万円」しかないのは少なすぎ!? 転職したほうが良いの?
勤続10年で年収250万円は一般と比べて低い?
国税庁長官官房企画課の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、勤続年数別の平均給与は以下の通りです。
・1~4年:339万円(男:416万円/女:264万円)
・5~9年:398万円(男:492万円/女:298万円)
・10~14年:454万円(男:556万円/女:326万円)
・15~19年:533万円(男:640万円/女:365万円)
同調査から、勤続10年で年収250万円の場合は、平均の454万円と比較して204万円低いことが分かります。男女で平均給与に差がありますが、いずれの場合も平均より低く、男性では306万円、女性では76万円の差があります。
貯蓄10万円は一般と比べて低い?
勤続10年でも期待しているほど年収が上がらないと、貯蓄をすることが難しいと感じられるでしょう。金融広報中央委員会「知るぽると」の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、単身者の平均貯蓄額は941万円(中央値:100万円)で、2人以上世帯では1307万円(中央値:330万円)であるとのことです。
貯蓄額は年代によっても差がありますが、30代または40代の方の場合、平均貯蓄額を比較してみると以下の通りです。