
▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
水を出しっぱなしにした場合にかかる水道代
一般的に、歯磨きにかける時間は3分程度がよいとされています。そこで、歯磨きをする際に、家族3人で3分間水を出しっぱなしにした場合にかかる水道代を見ていきましょう。
東京都水道局によると、水を1分間流しっぱなしにした場合の使用量の目安は、約12リットルだといわれています。そのため、3分間歯磨きした場合1人当たりが使う水の量は約36リットルです。水道代の単価は1リットル当たり0.24円として計算します。
歯磨きのために家族3人で朝と夜に3分間ずつ水を出しっぱなしにした場合、約216リットルの水を使うのでかかる水道代は、1日当たり約52円です。
このことから、家族3人で歯磨き中に水を出しっぱなしにした場合にかかる費用は1ヶ月(30日)で約1560円、1年に換算すると約1万8720円であることが分かります。
歯磨きの際に水道代を節約する方法
歯磨きの際に水を出しっぱなしにせず、コップを使うと水道代の節約ができます。どの程度節約できるのか、計算しながら詳しく見ていきましょう。
東京都水道局によれば、歯磨きの際にコップに水をくんで磨くと、約0.6リットル程度の水で済むそうです。1回の歯磨きにかかる水の量を0.6リットルとした場合、家族3人で1日当たり約3.6リットルの水を使うため、出しっぱなしにした場合と比べて約212.4リットルの水を節約できます。
かかる費用は約1円なため、水を出しっぱなしにしたときと比べると1日当たり約51円の節約が可能です。1ヶ月で約1530円、1年当たりにすると約1万8360円の節約が可能なため、節約を意識するなら水の出しっぱなしを止めてコップを使用するとよいでしょう。