現在「ルーミー」に乗っていますが、子どもが成長して荷物も増えたので「大きめのミニバン」への買い替えを検討しています。年収450万円ですが、維持費は賄えますか?
移動手段としてマイカーを持っている人は少なくありませんが、生活環境が大きく変化すると、車のサイズを見直して買い替えを検討することも多いのではないでしょうか? 例えば、子どもが成長して外出時の荷物が増え、大きめのミニバンへの乗り換えを考えるケースもあるでしょう。   本記事では、トヨタ車の「ルーミー」から「ノア」への買い替えを想定し、初期費用や維持費などの負担はどのくらい変わるのか、年収 450万円でも賄えるのか解説します。

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ノアに買い替えると初期費用はいくらかかる?

価格やグレードはそれぞれ複数種類がありますが、今回は話を分かりやすくするため「ガソリン車エントリーモデル(新車)」を中心に比較してみましょう。
 
ノアはヴォクシーやヴェルファイア、アルファードなどとともに「大きめのミニバン」として扱われ、子育て世帯やゴルフ、キャンプなどアウトドア系の趣味を持ち荷物が多くなりやすい層などに人気の車種の1つです。都市部の道路をしばらく歩いていると必ず見かける車といっても過言ではないでしょう。
 
基本性能をおさえたノアのエントリーモデルの「X2WD」は、7人乗りと8人乗りがあり、いずれも車両本体価格は267万円です。ボディーやインテリアカラーなどのオプションを全くつけず、税金や諸費用を含めると初期費用は約289万円となります。
 
ルーミーのエントリーモデル「X2WD」の車両本体価格は156万6500円、ノアと同様にオプションなしの場合、税金や諸費用を合わせると約174万円です。
 
もちろん、初期費用は現在使っている車種、購入時期や方法などによって変わるので一概にはいえません。ただ、仮に2024年11月現在の新車情報をもとに買い替えると、ノアはルーミーよりも100万円近く出費が増えることが分かります。
 

車が大きくなると維持費も増える?