
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
理系と文系の職業の違い
理系と文系とで明確に職種が分けられているわけではありませんが、大学で勉強した学問の違いなどによって、おおよそ次のように分けられることもあるでしょう。
【文系】
・営業職
・事務職
・企画職
・販売職
・マーケティング職
【理系】
・開発職
・研究職
・技術職
・IT系職
これらを見ると、文系はスキルや資格などよりも将来性を見て採用するポテンシャル重視の傾向があり、理系は専門性を生かした職種が多いようです。
理系出身者の方が文系出身者よりも年収が高いと言われる理由
理系出身者のほうが文系出身者よりも年収が高いと言われる大きな理由の1つとして、年収が高くなりがちな大手企業に、メーカーが多いことが挙げられます。メーカーでは、技術開発に力を入れており、電化製品やIT分野の開発など、大学で専門知識を身に付けた人材が、優遇されやすい傾向です。
また、もともと理系と文系は、3:7ほどの割合となっており、人材不足の可能性も考えられます。需要のわりに供給が少なく、人材確保のために高い報酬を設定するケースもあるでしょう。
理系出身者と文系出身者の年収
ある調査では、大学卒業以上の理系と文系の平均年収は、40万円~60万円ほどの差があるとの結果が出ています。年間40万円ほどだったとしても、定年まで40年働いた場合、1600万円の開きになります。
次は具体的に、理系・文系でも高収入と言われる職業の年収を確認してみましょう。