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古い雑巾を使う際の衛生リスク
確かにボロボロの古い雑巾を使うことについては、衛生面でいくつかのリスクがあります。雑巾自体が劣化していると、汚れや細菌がしっかりと拭き取れない可能性が高いからです。
雑巾に残った汚れや細菌が床や他の場所に付着することも考えられるため、これが衛生面での問題につながります。また、古い雑巾は洗濯しても完全に清潔な状態に戻すことが難しく、湿ったまま使われるとカビや雑菌の繁殖を招くこともあります。
さらに、古い雑巾の繊維が傷んでいる場合、掃除の効率が悪くなり、必要以上に時間がかかることもあるのです。
雑巾は使い捨てがおすすめ
雑巾は使い捨てが一番おすすめです。普通の衣類でさえ、洗い方や干し方を間違えると嫌な臭いが残ることがあります。そのため、洗剤を使わずに手洗いや簡単なすすぎで済ませた雑巾から「雑巾臭」がしてしまうのも不思議なことではありません。
私たちが過ごしやすい環境では、汚れから出た栄養分と乾ききっていない水分をエサにして、「黄色ブドウ球菌」や「大腸菌」といった細菌も増殖しやすくなります。これらの細菌が汚れを分解するときに出る臭いが、いわゆる雑巾の臭いの原因というわけです。
要するに、雑巾を常に衛生的に保つためには、普通の洗濯と乾燥だけでは不十分だということです。むしろ、使い捨ての雑巾を使う方が、清潔で効率の良い掃除はできるでしょう。