1ヶ月で使う「美容費」はどのくらい? 化粧水や乳液を「節約」のために少量ずつ使う場合「保湿効果」は損なわれる?
節約のために、基礎化粧品やコスメ、ヘアケアなどの美容費を減らしたいと考える人は多いでしょう。ただし、むやみに基礎化粧品の使用量を減らすと、肌の保湿効果が落ちる可能性があるため注意が必要です。   そこで今回は1ヶ月あたりの美容費や、美容費を節約するポイントなどについて紹介します。

1ヶ月あたりの美容費はどれくらい?

20代〜40代の女性を対象に、Lancersがインターネットで行った調査によると、約37.6%の人が1ヶ月にかけている美容費は「1001円〜5000円」との結果でした。
 
美容費には、スキンケアやコスメのほか、美容院、ネイルサロンなどの費用も含まれます。また、次に多かった回答は「5001円〜10000円」で、27%でした。全体としては、約9割の人が毎月1001円以上を美容費として支払っていることがわかります。
 

基礎化粧品の適量を知らないと効果が落ちる?

基礎化粧品と呼ばれる化粧水や乳液は毎日使うものであるため、基礎化粧品にかかる費用を削るのは難しい人も多いでしょう。もし基礎化粧品の費用を節約するなら、「より安いものに替える」「使用量を減らす」の2つの方法があります。ただし、基礎化粧品は適量を使わなければ十分な効果が得られない可能性があります。
 

基礎化粧品を使いすぎた場合のデメリット

肌が吸収できる水分量には限界があるため、使いすぎて余った基礎化粧品は肌の表面に残ってベタつきの原因になります。また、基礎化粧品の使いすぎは肌のバリア機能を低下させます。バリア機能の低下により肌からの皮脂分泌が減ると、外部からの刺激を受けやすくなり、乾燥やかゆみ、肌荒れなどが起きやすくなることがデメリットです。
 

基礎化粧品の量が少なすぎた場合のデメリット

基礎化粧品の使用量が少なすぎると、肌に十分な水分が行き渡りません。その結果、基礎化粧品の効果が得られないだけでなく、乾燥が進む原因になります。また、肌の乾燥はバリア機能の低下を招くため、かゆみや湿疹などのトラブルにつながります。
 
なお、基礎化粧品の使用量が少ないと、手のひらやコットンに吸収されてしまい、顔や体に浸透させられる量が少なくなることに注意しましょう。
 

美容費を節約するポイント