
▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
隣の空き家から伸びてきた雑草の対処方法
隣の空き家から雑草が伸びてきた場合はまず、所有者や管理者に対しその旨を伝える必要があります。直接伝える場合、所有者が見つからなかったり、管理者と連絡が取れなかったりなど、対応まで時間がかかってしまう可能性が考えられます。一方、直接伝える以外の対処方法は大きく2つあります。
●役所に相談して対応してもらう
●町内会や自治会などで問題を共有する
役所などに対応を依頼すると、空き家の所有者に対して対策を講じてほしい旨の文書などを送ってくれますが法的な強制力はないようです。そのため、所有者が応じなければ空き家の雑草はそのままになってしまいます。ただ、自宅の敷地内に侵入してきている場合は、自宅の範囲内であれば除草を認められる場合もあるようです。
地方公共団体の中には、町内会や自治会に問題を共有するよう依頼をしているところもあります。そういった場合は、町内会や自治会に相談するのも有効な方法です。
許可や相談なく自身の判断で対処した場合、無用なトラブルに発展するリスクが高いため、まずは役所や町内会・自治会に相談しましょう。
庭の雑草の処理にかかるコスト
所有者が対応してくれない場合、隣の空き家から伸びてきた庭の雑草を処理する方法は自分でやるか、業者に依頼するかの2通りです。それぞれにかかるコストを紹介します。ただし、隣の土地に入って作業をしなくてはならないこともあるため、事前に自治体に相談してから作業したほうが安心でしょう。
また、自分で雑草を処理する場合、刈り取った雑草の処分までセットになる点に注意しましょう。しかし、雑草を処分する際の注意点として、燃やして処分するのは「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に反する可能性が高いため注意が必要です。違反した場合は、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金が科されるおそれがあるようです。
業者に依頼する場合、草むしりか草刈りかによって費用相場が異なります。草むしりを業者に依頼した場合の費用相場は以下の通りです。