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バスタオルの買い替え時期の目安
KBツヅキ株式会社が行ったタオルに関する実態調査では、タオルの買い替え頻度は、1年が最多の約35.9%であり、次いで6ヶ月の約24.9%でした。この結果より、バスタオルの買い替えを半年から1年と判断している方が6割以上を占めていると分かります。
バスタオルには、食品における消費期限や賞味期限といった基準はありません。おもに以下のような基準で交換する方が多いようです。
・色あせや破れといった見た目の劣化
・肌触りの劣化
・吸水性の劣化
一番分かりやすいのは、見た目の劣化でしょう。繰り返し使用して洗濯することによる色あせや破れは避けられません。また、吸水性の劣化が感じられたときも交換の目安となるでしょう。新しいタオルはパイルが立っているため水をよく吸いますが、洗濯と乾燥を繰り返していくうちにパイルが立たなくなり、吸水力が低下するといわれています。
バスタオルを長持ちさせるコツ
バスタオルの寿命は、1年程度と判断される方が多い傾向ですが、節約のために長く使いたいと考える方もいるでしょう。バスタオルの寿命を長持ちさせるためのコツや工夫は多くあります。その中から簡単にできる2つの方法をご紹介します。
洗濯の方法
1つめは洗濯の方法です。洗剤を多く使用すると、タオルに残留物が残りやすくなるといわれています。洗剤は余分に入れ過ぎず洗剤ごとに推奨されている適量を使用します。
しかし、柔軟剤の使用には注意が必要です。衣類に対して、適量の柔軟剤の使用は問題ありませんが、タオルに使用するとタオルが持つ吸水性を劣化させてしまうリスクがあるようです。そのため、タオルを洗濯する場合は柔軟剤の使用を控えるほうがよいでしょう。
また、大きなバスタオルの場合は、ほかの洗濯物と一緒に洗うと均等に洗われず汚れが完全に落ちないケースもあります。少し面倒にはなりますが、きれいに汚れを落としてより長く使用したい場合は、別々に洗うとよいでしょう。