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リセールバリューとは
リセールバリューとは、車を手放す際の価値を表すもので、下取りや売却時の価格を指すようです。車は年数が経過すると新しい車に買い替えるケースがあり、既存の車を下取りに出したり売却したりして、新しい車の購入資金に充てる場合があります。
車の購入時に、手放すときのことを考えるかは人によって異なるようですが、できるだけ損をしないようにリセールバリューが高い車を求める人もいるでしょう。
リセールバリューの評価基準とは?
リセールバリューの評価基準は、総務省が発表している「中古車残価率表」を参考にするケースがあります。自家用の普通車と軽自動車の残価率は、表1の通りです。
表1
1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | |
---|---|---|---|---|---|---|
普通車 | 0.681 | 0.464 | 0.316 | 0.215 | 0.146 | 0.100 |
軽自動車 | 0.562 | 0.316 | 0.177 | 0.100 |
※総務省「自動車取得税における通常の取引価格について」を基に筆者作成
中古車の残価率は、自家用の場合は普通車が6年、軽自動車が4年と耐用年数が決められています。普通車・軽自動車ともに、耐用年数になると残価率が10%になります。
例えば、中古車残価率表を基に3年経過後に手放すケースを計算するとします。自家用の普通車で、新車の購入価格が500万円の場合は158万円になるでしょう。
ただし、実際に取引されるリセールバリューは、購入後から3年で50〜60%、5年で40〜50%といわれており、中古車残価率表の数字は目安として考えるとよいでしょう。