幼児がいるので空気清浄機をずっと「つけっぱなし」にしてます。雨の日の衣類乾燥にも使ってて便利なのですが「電気代」はどれくらいでしょうか?
幼児がいる家庭では、空気清浄機を1日中稼働させて室内の空気をきれいに保っているケースもあります。雨の日には空間を清浄するだけではなく、衣類乾燥にも使えて便利ですが、長時間使用すると電気代が気になるところです。   本記事では、空気清浄機を1日中稼働させ続けた場合の電気代を計算し、1ヶ月、1年間にかかる電気代もあわせて算出します。さらに空気清浄機の電気代を節約するためのコツも紹介します。

▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算

1日中空気清浄機を稼働させたときの電気代

ここでは、1日中空気清浄機を稼働させた場合の電気代を知るために、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が示している目安単価31円/kWhを使用し、電力消費量が15Wの空気清浄機を例に計算になります。
 
消費電力(W)✕使用時間(h)✕電力量料金単価(円/kWh)
 
1日(24時間)使用した場合の電気代は次の通りです。
 
0.015kWh × 24h × 31円/kWh=11.16円/日
 
したがって、1日中稼働させ続けた場合、1日あたりの電気代は約11円、1ヶ月で約335円、1年間では約4070円の電気代がかかると分かりました。
 

空気清浄機の電気代を節約するコツ

空気清浄機は、空気をきれいに保つために重要な家電ですが、長時間使用すると電気代がかさむことがあります。ここでは、電気代を節約するためのコツを紹介します。
 

使用する部屋の広さに合った製品を利用する

空気清浄機は、部屋の広さに合った製品を選びましょう。広い部屋向けに設計された製品は、より大きなモーターや強力な風量を必要とするため、電気代も高くなる傾向があります。
 
そのため、空気清浄機を購入する際には、製品の「適用床面積」を確認しましょう。適用床面積の数値は、30分間で空気をきれいにできる広さの目安であり、自宅の広さに合った空気清浄機を選ぶ際の参考になります。
 
自宅の部屋の広さに対して約2倍の適用床面積を持つ空気清浄機を選ぶと、効率よく空気を清浄化できるとともに、電気代の節約が可能です。
 

省エネモード搭載の製品を選ぶ