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単身世帯の交際費
総務省統計局「家計調査 家計収支編」2024年7~9月のデータによると、単身世帯の1ヶ月あたりの交際費は表1の通りでした。
表1
単身世帯 | 単身世帯34歳以下 | 単身世帯35~59歳 | |
---|---|---|---|
交際費 | 1万3146円 | 1万893円 | 1万3608円 |
出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編」2024年7~9月単身世帯を基に筆者作成
単身世帯の交際費は年齢によって若干の差があるものの、大きな開きはありません。34歳以下の層は比較的低く、35歳以上になるとやや増加する傾向が見られますが、30代の交際費は1万円前後が一般的だと推測できます。
2人以上世帯の交際費
総務省統計局「家計調査 家計収支編」2024年11月のデータによると、2人以上世帯の1ヶ月あたりの交際費は表2の通りでした。
表2
平均 | 世帯主の年齢34歳以下 | 世帯主の年齢35~39歳 | |
---|---|---|---|
交際費 | 1万5857円 | 7807円 | 7744円 |
出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編」2024年11月2人以上世帯を基に筆者作成
このデータから、30代前半~後半の2人以上世帯では、交際費は約8000円前後と低めであることが分かります。これは、単身世帯の交際費(約1万3000円~1万4000円)と比べると明らかに少なくなっています。
手取り月収の約2割を、交際費や教養・娯楽費、被服・美容費に
手取り月収の約2割を、交際費や教養・娯楽費、被服・美容費に充てるのが目安です。実家暮らしで生活費があまりかからない場合は、その分を楽しみのために使う割合を増やしてもよいでしょう。
例えば、交際費は手取りの10%程度、教養・娯楽費は5%程度、被服・美容費も5%程度とし、合計で20%を目安にするとバランスが取りやすくなります。
手取りが25万円の場合、交際費は2万5000円、教養・娯楽費は1万2500円、被服・美容費も1万2500円とし、合計5万円ほどを想定するとよいでしょう。