最近、ナンバーレスのクレジットカードが増えていますが、本当に「安全」なのでしょうか?番号がないことが不便に感じます。
クレジットカードの券面にカード番号・セキュリティコード・氏名などの情報が記載されていないものを「ナンバーレスカード」といいます。シンプルな見た目のナンバーレスカードですが、番号がないと不便に感じるという方もいるかもしれません。   そこで今回は「ナンバーレスカード」のメリット・デメリットについて解説します。「ナンバーレスカード」の発行を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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ナンバーレスカードのメリット

ナンバーレスカードには、カードの表と裏どちらにも情報が記載されていないものと、カードの裏面に番号や氏名などの情報が記載されているものの2種類があります。ナンバーレスカードのメリットを見ていきましょう。

●カード番号を他人に見られるリスクが軽減される
●番号ありの通常のクレジットカードよりも発行スピードが早い
●シンプルなデザインでスッキリしている
●アプリと連携するため利便性が高くなる

ナンバーレスカードは、クレジットカードの表に番号や氏名などの記載がないため、通常のクレジットカードよりもカード情報を盗み見される可能性が低くなります。さらに、リスクの軽減を求めるなら「両面ナンバーレス」のクレジットカードを選びましょう。
 
また、新規発行の際は、通常のカードよりも発行スピードが早い傾向にあるようです。審査を通過すると、スマートフォン上でデジタルカードが発行されます。クレジットカードを受け取らなくてもカード番号などの情報をアプリで確認もできるため、インターネット上の決済ですぐに利用できるのもメリットです。
 

ナンバーレスカードのデメリット

一方で、ナンバーレスカードのデメリットには次のようなものがあげられます。

●カード番号の確認には会員専用サイトやアプリを開く必要がある
●紛失や盗難の際の不正リスクは通常のカードと変わらない