ベーカリーで買うような「チーズフランス」を自分で作りたい! 自分で作れば節約になる ?
ベーカリーショップで販売されているものを、自宅で作ることで節約したいと考えている方もいるではないでしょうか。材料をそろえるのは難しくなくても、時間と手間がかかることもあり、コストとのバランスを考える必要があります。   本記事では、チーズフランスを自作する際の材料費や必要時間を考慮し、コストと手間のバランスについて解説します。また、ベーカリーショップで購入する場合のメリット・デメリットについても触れるので、参考にしてください。

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チーズフランスの材料費

チーズフランスを手作りする際、まず考慮すべきなのが材料費です。基本的な材料として小麦粉、イースト、塩、水、そしてチーズが必要で、スーパーや製菓用品店でそろえられると考えられます。1回の焼成には約500〜700円費用がかかる可能性があります。
 
一般的なピザ用チーズを使えばコストを抑えられますが、高級なゴーダチーズやブルーチーズを選ぶと、その分材料費が上がることも考えられます。
 
また、材料費だけでなく、オーブンの電気代や水道代も考慮に入れましょう。一度に複数のパンを焼けば効率的ですが、少量生産ではその分コストがかかる傾向があります。そのため、ベーカリーショップで購入するよりも、家庭で作った場合のほうが、コストがかかるケースもあるようです。
 
しかし、家庭で作る場合は好きな材料を選べる自由があり、保存料や添加物のない安心感が得られる点は魅力だと考えられます。
 

発酵と焼き上げにかかる時間と手間

チーズフランスの魅力は、その芳醇(ほうじゅん)な香りとカリカリの食感にありますが、それを実現するには発酵と焼き上げのプロセスが欠かせません。パン生地の一次発酵には1時間以上、二次発酵にはさらに30〜60分程度必要になるとされているようです。
 
焼き上げには家庭用オーブンを使用しますが、予熱を含めて30分程度を見込む必要があるようです。ただし、オーブンの性能や焼成条件によって結果が異なる可能性があるため、何度か試行錯誤をする必要があることも考慮しなければなりません。
 

ベーカリーショップで購入するメリットとデメリット